2018/01/17更新

[Linux] AmazonLinuxに、最新のJavaをインストールする

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こんにちは、@yoheiMuneです。
Amazon EC2のAmazon Linuxで、Javaの最新版をインストールすることがあったので、その手順をブログに残したいと思います。



目次




対象の環境

Amazon EC2では様々なOSを扱えますが、この記事の対象はAmazon Linuxです。
また、執筆時点でのJava最新版は1.8なので、それをインストールする内容で執筆します。




プレインストールのJavaを確認する

Amazon Linuxには、最初からjavaが導入されています。
$ java -version

java version "1.7.0_151"
OpenJDK Runtime Environment (amzn-2.6.11.0.74.amzn1-x86_64 u151-b00)
OpenJDK 64-Bit Server VM (build 24.151-b00, mixed mode)
これで問題なければOKですが、「Java8を使いたい」「javacを使いたい」場合にはインストールが必要です。



Javaをインストールする

yumを更新します。
# yumリポジトリの更新
$ sudo yum update -y
次に、インストール可能なjavaを検索します。
# javaを探す
$ sudo yum search java

..省略..
java-1.6.0-openjdk.x86_64 : OpenJDK Runtime Environment
java-1.6.0-openjdk-demo.x86_64 : OpenJDK Demos
java-1.6.0-openjdk-devel.x86_64 : OpenJDK Development Environment
java-1.6.0-openjdk-javadoc.x86_64 : OpenJDK API Documentation
java-1.6.0-openjdk-src.x86_64 : OpenJDK Source Bundle
java-1.7.0-openjdk.x86_64 : OpenJDK Runtime Environment
java-1.7.0-openjdk-demo.x86_64 : OpenJDK Demos
java-1.7.0-openjdk-devel.x86_64 : OpenJDK Development Environment
java-1.7.0-openjdk-javadoc.noarch : OpenJDK API Documentation
java-1.7.0-openjdk-src.x86_64 : OpenJDK Source Bundle
java-1.8.0-openjdk.x86_64 : OpenJDK Runtime Environment
java-1.8.0-openjdk-demo.x86_64 : OpenJDK Demos
java-1.8.0-openjdk-devel.x86_64 : OpenJDK Development Environment
java-1.8.0-openjdk-headless.x86_64 : OpenJDK Runtime Environment
java-1.8.0-openjdk-javadoc.noarch : OpenJDK API Documentation
java-1.8.0-openjdk-javadoc-zip.noarch : OpenJDK API Documentation compressed in single archive
java-1.8.0-openjdk-src.x86_64 : OpenJDK Source Bundle
..省略..
Java8をインストールする場合、以下の2つがあることがわかります。
# JRE
java-1.8.0-openjdk.x86_64 : OpenJDK Runtime Environment
# JDK
java-1.8.0-openjdk-devel.x86_64 : OpenJDK Development Environment
要件に合わせて、JREまたはJDK(=javacなど開発系コマンドを含む)を選んでインストールします。
# JDK1.8.0をインストール
$ sudo yum install -y java-1.8.0-openjdk-devel.x86_64



Java8を有効化する

インストールしただけだとjavaコマンドは切り替わりません。alternativesコマンドで切り替えます。
コマンドを実行すると代替候補が表示されるので、Java8を選びます。
# Javaコマンドのバージョンを切り替える.
$ sudo alternatives --config java

There are 2 programs which provide 'java'.

  Selection    Command
-----------------------------------------------
*+ 1           /usr/lib/jvm/jre-1.7.0-openjdk.x86_64/bin/java
   2           /usr/lib/jvm/jre-1.8.0-openjdk.x86_64/bin/java

Enter to keep the current selection[+], or type selection number: 2
バージョンを確認すると、切り替わったことがわかります。
# java -version
openjdk version "1.8.0_151"
OpenJDK Runtime Environment (build 1.8.0_151-b12)
OpenJDK 64-Bit Server VM (build 25.151-b12, mixed mode)
JDKをインストールした場合には、javacも使えるようにもなっています。
# javac -version
javac 1.8.0_151
これで完成です。



最後に

手順を見つけるのは大変ですが、知っていればものの数分でできちゃいますね。少しずつこのようなメモも増やしていきたいなと思ってます。

最後になりますが本ブログでは、Linux、Java、Python、インフラ、Node.js、Swift、Go言語、フロントエンド、機械学習、などの技術トピックを発信をしていきます。「プログラミングで困ったその時に、解決の糸口を見つけられる」そんな目標でブログを書き続けています。今後も役立つネタを書いていきますので、ぜひ本ブログのRSSTwitterをフォローして貰えたら嬉しいです ^ ^

最後までご覧頂きましてありがとうございました!





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