[EC2] AmazonLinuxでタイムゾーンを変更する
こんにちは、@yoheiMuneです。
今日はLinuxサーバーのタイムゾーンを変更する方法をブログに書きたいと思います。
簡単なことなのですが、毎度忘れて調べることも多いので、備忘録的に書いておきます。
今回はUTCから日本時間(JST)にタイムゾーンを変更したいと思います。
UTC以外のタイムゾーン設定ファイルは、以下のディレクトリにたくさんあり、それを「/etc/localtime」に設定することでLinuxサーバーのタイムゾーンを変更することができます。
最後までご覧頂きましてありがとうございました!
今日はLinuxサーバーのタイムゾーンを変更する方法をブログに書きたいと思います。
簡単なことなのですが、毎度忘れて調べることも多いので、備忘録的に書いておきます。
現在のタイムゾーンを確認する
現在のタイムゾーンを確認するためには、以下のように日付表示を行います。$ date 2013年 11月 9日 土曜日 14:56:21 UTC上記で「UTC」と表示されているのがタイムゾーンです。
今回はUTCから日本時間(JST)にタイムゾーンを変更したいと思います。
タイムゾーンを変更する
Linuxサーバーのタイムゾーンは「/etc/localtime」ファイルで管理されていて、中身は以下のようになります(以下はAmazon Linuxの例です)。# cat /etc/localtime TZif2UTCTZif2UTC UTC0意味不明な文字列が並んでいますが、その中に「UTC」という文字列があるので、なんとなくUTCが設定されているんだなぁと分かります。
UTC以外のタイムゾーン設定ファイルは、以下のディレクトリにたくさんあり、それを「/etc/localtime」に設定することでLinuxサーバーのタイムゾーンを変更することができます。
/usr/share/zoneinfo/今回は日本時間を指定したいので「/usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo」を使います。 指定しいたいタイムゾーンファイルで「/etc/localtime」を上書きします。 万が一失敗すると困るので、現在のloaltimeファイルはバックアップしてから上書きする方が良いですね。
# 現在のlocaltimeを退避しておく mv /etc/localtime /etc/localtime~prev # Tokyoのタイムゾーンをサーバーのタイムゾーンに設定する cp /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtimeこれでタイムゾーンの変更が出来ました。変更が正しく出来たかは、dateを実行すると分かります。
$ date 2013年 11月 10日 日曜日 00:05:24 JST無事にJSTとなって、東京時間になりましたね。めでたしめでたし。
最後に
すごく簡単なことなのですが、サーバー設定の最初にやるくらいで実施頻度が低くて良く忘れるので、備忘録としてブログに残しました。 どなたかの役に立てば良いなぁと思う今日この頃です。最後までご覧頂きましてありがとうございました!