[チーム] チームリーディングとチームマネジメントは、明確に区別して使い分ける
こんにちは、@yoheiMuneです。
最近チームで働くようになり、チームリーディングとチームマネジメントは明確に区別して使い分けるべきだと思うようになりました。いま感じているそれぞれのことをブログにまとめてみたいと思います。この内容が全事象に当てはまるとは思いませんが、チームリーディングとチームマネジメントについて悩んでいる人に少しでも役に立てばいいなと思います。
この説明でなるほどと感じました。メンバーの力をいかに引き出すかがマネジメントであり、その力をゴールへ向けるのがチームリーディング(リーダーシップ)なのかと思いました。そしてそれを理解することで、いま自分がしていることはマネジメントで、次にやる仕事はチームリーディングなんだと自分自身を理解することができるようになりました。
チームリーディングとチームマネジメントの力の入れ具合には敏感になるべきだと感じています。チームリーディングばかりをすればチームの成果を引き出しづらく目標達成も難しくなりますし、チームマネジメントばかりしているとチームがどちらに向かうべきか迷走してしまいます。
以降の章では、実際に取り組んでいる(取り組んだ)チームリーディングとチームマネジメントについて書きたいと思います。
またこのネーミングをメンバーで決める方法も良いです。チームで一緒に決めることで団結感を出し、また自分たちで決めた目標だということで、目標の共有も行いやすくなります。
チームは何を目指しているのか?、これをチーム内に浸透させることがチームリーディングとして大きなポイントだと感じています。
なお現在のチームでは半期で成果を2倍出すことが目標です。チームメンバーは変わらないので、1人1人が成果を今の2倍出せるように成長する必要があります。全員で成長して全員で目標達成する、そんな雰囲気で進めていきたいと思っています。
また評価についてはできるだけその場で伝えるようにしていて、また率直に伝えることにしています。ダメなものはダメと伝えるのはとっても勇気がいりますが、時間を作って覚悟を決めて、素直に伝えるようにします。素直に伝えると意外と受け入れてもらって、また悩みも相談してもらえたりして、意外といいなぁと思う今日この頃です。素直に伝えること、これは非常に勇気がいりますが、自分のキャラも使いつつ全うしていきたいなと思います。
また利用するドキュメントにもこだわりを持ちました。チームの状況がわかるドキュメントを1個作る、開発状況がわかるドキュメントを1個作る、といった具合に、管理したいことはたくさんありますがサマリーで最新状況がわかる状況を作っています。目標を一言で語れるなら、進捗も一言で語れるくらいシンプルにしないとダメだなーと思う次第です。
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最近チームで働くようになり、チームリーディングとチームマネジメントは明確に区別して使い分けるべきだと思うようになりました。いま感じているそれぞれのことをブログにまとめてみたいと思います。この内容が全事象に当てはまるとは思いませんが、チームリーディングとチームマネジメントについて悩んでいる人に少しでも役に立てばいいなと思います。
チームリーディングとチームマネジメントは違うもの
様々な本やWeb記事を読んでいて、各所でリーダーとマネージャーの役割は違うということが書かれていますが、イマイチ理解できていませんでした。どちらもメンバーとともに活動をしていくけど何が違うんだろうと・・・。ドラッガーやコヴィー博士の引用が多数載っていますが理解はイマイチでした。でも、以下の説明を聞いてパァっと理解することができました。あなたのチームはいまジャングルの中にいるとします。「よし、チームを3つに分けて、8時間ずつ森を切り開いて、効率的に前に進んでいこう」と言ったとします。これはマネジメントです。チームメンバーの力をいかに引き出すか、それはマネジメントです。
しかし、8時間交代制で進んだとして正しい方向に進んでいるとは限りません。あなたが木の上に登り「あちらの方向に進むぞ!」と進む方向を指示します。これはチームリーディングです。チームが進むべき方向やゴールを示し導くこと、それはチームリーディングです。
(出展見つけられず・・・。見つけたらリンクを貼りますm(. . )m)
この説明でなるほどと感じました。メンバーの力をいかに引き出すかがマネジメントであり、その力をゴールへ向けるのがチームリーディング(リーダーシップ)なのかと思いました。そしてそれを理解することで、いま自分がしていることはマネジメントで、次にやる仕事はチームリーディングなんだと自分自身を理解することができるようになりました。
チームリーディングとチームマネジメントの力の入れ具合には敏感になるべきだと感じています。チームリーディングばかりをすればチームの成果を引き出しづらく目標達成も難しくなりますし、チームマネジメントばかりしているとチームがどちらに向かうべきか迷走してしまいます。
以降の章では、実際に取り組んでいる(取り組んだ)チームリーディングとチームマネジメントについて書きたいと思います。
チームリーディング
チームリーディングはチームを導くことです。上の例で言えばジャングルの中で進むべき方向や道を示し、チームをその方向へ進めることです。チームリーディングする上で重要なことは以下の4つなのではと考えています。- 一発で覚えらえる目標を定義すること
- 目標を言い続けてメンバー誰でもすぐにその目標を言えること
- 目標に対して計画を立て、常に進捗を確認する
- 目標達成について誰よりも固執すること
1. 一発で覚えらえる目標を定義すること
最も大切なことは、何を目指すのかを定義することです。そしてその目標を誰でもすぐに理解できるようにする必要があります。そのために、目標のネーミングは本当にこだわるべきだと感じてます。例えば「ホップ・ステップ・Double!」というネーミングで売り上げを2倍にすることを明示したり、「改1000(カイゼンと読む)」ではカイゼンを1000ポイントのカイゼンを行いサービスの品質向上を目指す、など一発で覚えられることと忘れないことを重要視します。このネーミングを作れるかどうかは、目標達成に大きな影響を与えると考えています。またこのネーミングをメンバーで決める方法も良いです。チームで一緒に決めることで団結感を出し、また自分たちで決めた目標だということで、目標の共有も行いやすくなります。
2. 目標を言い続けてメンバー誰でもすぐにその目標を言えること
決めたネーミングはチームに浸透しなければ意味がありません。一発で覚えられて忘れないネーミングを、何度も何度も毎日言い続けることでだんだんとチーム内に浸透していきます。「この人はアホか?」と思われるくらい言い続けないと浸透しないと感じています。MTGなどことあるごとにいうし、時にはポスターを作るし、時には常に携帯できるノートを作るし、またパワーポイントなどのフォーマットに入れ込んだりと、常に目にする状態を目指します。チームは何を目指しているのか?、これをチーム内に浸透させることがチームリーディングとして大きなポイントだと感じています。
3. 目標に対して計画を立て、常に進捗を確認する
チーム内でゴールを共有できたら、次はそれを達成するための計画を立てます。私は毎日これで頭を悩ませています・・・。常に考えることで、より成果の出せる方法をアウトプットするように取り組みます。ゴールまでの道筋が全部見えないことも多いですが、必死に考えて達成できそうなプランを出していきます。そして目標と現実との乖離を毎日チェックしたり、プランの実施結果を確認することで、変化からチャンスポイントや問題点を見つけ出します。良いことでも悪いことでも何か変化が起きた時は、チャンスです。そのチャンスポイントを見逃すことなく一つずつ掴み取って成果につなげることで、目標達成に近づけていきます。4. 目標達成について誰よりも固執すること
目標達成率99%と100%では雲泥の差だと感じています。99%は達成していない、100%は達成したと状態が異なります。目標達成すればチームの活動の努力も報われてチーム内が活性化しますが、目標達成できなければチームの雰囲気は沈んでしまいます(どうせ頑張ったって・・・、という雰囲気が出ると大変です)。進捗を確認して目標達成が難しいと分かった時点で、チームにその危機感を共有しつつも、自分自身が責任を持ってやりきることが重要だと思います。必死に取り組むことで、今まで見えていなかった方法や問題が見えてきたりしますし、多くの人と絡むことで違った視点も見つかります。自分自身がもっとも目標達成に固執する姿勢が大切なんだなぁと思う今日この頃です。チームマネジメント
チームリーディングの活動で決めた目標に対して行動する際に、より大きな成果をチームで出すにはチームマネジメントが不可欠です。チームマネジメントの目的は、チームの成果を最大限に引き出すことです。チームを構成するメンバーによってマネジメント方法は違うと思いますが、私は現在、以下のことを取り組んでいます(または取り組む予定です)。- メンバーの目標、役割、評価
- 成果の出せる形を作る
1. メンバーの目標、役割、評価
1人1人の力を引き出すために各人の「目標」「役割」をお互いが納得の行くように定義します。目標達成のためにどんな成果を出すべきなのか、そのためにどんなことをするべきなのかを決めていきます。しかし正直なところ、17人のチームなので全員とこれを行うことは時間的に厳しいと感じています。そのため目標はメンバー個人で基本的には決めて、その振り返り全員で行う場を週に1回、30分取るようにしました。その会で振り返りを行いつつ、問題がある場合には方向修正などを行うことで、チーム全体として目標達成するための成果を出せる状態を目指します。なお現在のチームでは半期で成果を2倍出すことが目標です。チームメンバーは変わらないので、1人1人が成果を今の2倍出せるように成長する必要があります。全員で成長して全員で目標達成する、そんな雰囲気で進めていきたいと思っています。
また評価についてはできるだけその場で伝えるようにしていて、また率直に伝えることにしています。ダメなものはダメと伝えるのはとっても勇気がいりますが、時間を作って覚悟を決めて、素直に伝えるようにします。素直に伝えると意外と受け入れてもらって、また悩みも相談してもらえたりして、意外といいなぁと思う今日この頃です。素直に伝えること、これは非常に勇気がいりますが、自分のキャラも使いつつ全うしていきたいなと思います。
2. 成果の出る形を作る
17人もいるチームで成果を出すには、自分一人で頑張っても成果は出ないし(これは最近まではまっていましたがやっとわかりました)、1人1人と調整することも時間的に難しいと感じました。そのため成果の出せる形を作る、具体的には会議体を定義していくことにしました。チームの目標や状況を共有する場を週1回設ける、目標達成のためのプランニングの場を週1回設ける、開発に入るためのオリエンテーションを週3回設ける、振り返りの場を週1回設ける、といった具合です。また利用するドキュメントにもこだわりを持ちました。チームの状況がわかるドキュメントを1個作る、開発状況がわかるドキュメントを1個作る、といった具合に、管理したいことはたくさんありますがサマリーで最新状況がわかる状況を作っています。目標を一言で語れるなら、進捗も一言で語れるくらいシンプルにしないとダメだなーと思う次第です。
最後に
今日はチームリーディングとチームマネジメントについて考えていることをブログに書きました。今の仕事でもっとも気をつけていることは、チームリーディングとチームマネジメントを明確に使い分けることです。午前中はマネジメントの仕事をした、午後2〜3時はチームリーディングの仕事だったとしっかりと意識することで、力の入れ方のバランスを取りつつ目標達成に向かって動くようにしています。この「今はどっちの仕事をしているのか」はとても重要な感覚だと思うんですよね。本ブログでは今回の内容のことや、フロントエンドのことを書いています。もしよければ本ブログのRSSやTwitterをフォローして頂けると幸いです ^ ^。
最後までご覧いただきましてありがとうございました!