[サーバー] さくらVPSのセットアップ① 〜 OSの確認、ユーザー作成、Git、Ruby導入 〜
こんにちは、@yoheiMuneです。
サーバー構築をする際にいつも色々とサイトを調べ回るので、自分のブログに構築のメモを残してみたいと思います。
また今回は全ユーザーでRubyを使えるようにしたいので、ユーザー固有でのインストールではなく、グローバルに使えるようにセットアップします。
rbenv+ruby-buildをインストールする手順 (CentOS/RedHat)
Rubyをrbenv+ruby-buildを利用してインストールする手順 (CentOS/RedHat)
さくらVPS(CentOS 6)にrbenvでRubyをインストール
さくらVPS:rootユーザー用にRubyとRailsをインストール
最後までご覧いただきましてありがとうございました!
サーバー構築をする際にいつも色々とサイトを調べ回るので、自分のブログに構築のメモを残してみたいと思います。
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目次
今回利用したサーバー
今回はさくらVPSを使いました。いつもはAWSを利用しますが今回はさくらVPSを使ってみました。特に深い理由はなく、AWS以外のサービスも使ってみることで色々と違いを知れたらなぁと思った次第です。OSの確認
さくらVPSを契約してサーバーにOSのインストール(Webコンソールからインストールできる)すると、SSHで接続が可能となります。OSは標準OSというものをインストールしましたが何か詳しく見ていなかったので、サーバー上で確認しました。$ cat /proc/version Linux version 2.6.32-504.12.2.el6.x86_64 (mockbuild@c6b9.bsys.dev.centos.org) (gcc version 4.4.7 20120313 (Red Hat 4.4.7-11) (GCC) ) #1 SMP Wed Mar 11 22:03:14 UTC 2015 $ cat /etc/redhat-release CentOS release 6.6 (Final)CentOSと判明。それでは設定に引き続き設定に移ります。
参考資料:
様々なLinuxのOSバージョンを確認する必要なモジュールをインストール
今後のセットアップに必要そうなモジュールをyum
でインストールします。$ yum install curl-devel expat-devel gettext-devel openssl-devel zlib-devel $ yum install gcc perl-ExtUtils-MakeMaker
ユーザーの作成
続いてユーザー作成です。rootユーザーだけでやるのは怖すぎるので、プロジェクト用のユーザーを作成します。# ユーザーを作成 $ useradd example-user # パスワードを設定 $ passwd example-user # wheelに追加 $ usermod -G wheel example-user # wheelグループにsudoを許可 $ visudo # 以下のコメントアウトを外す # %wheel ALL=(ALL) ALLログインを試してみる。
$ ssh example-user@xx.xx.xx.xx
参考資料:
Linuxのssh設定 ~ centos ~Gitクライアントのバージョンアップ
今後のモジュールインストールやソース取得にgitを頻繁に使うので、続いてGitを使えるようにします。最初からgitが使えますが、バージョンが古い・・・。$ git --version git version 1.7.0開発でも使っている新しめのGitクライアントを導入します。
# いまあるgitを削除 $ yum remove git # gitソースのダウンロード $ cd /usr/src $ wget https://www.kernel.org/pub/software/scm/git/git-2.0.4.tar.gz $ tar xzf git-2.0.4.tar.gz # gitインストール $ cd git-2.0.4 $ make prefix=/usr/local/git all $ make prefix=/usr/local/git install $ echo "export PATH=$PATH:/usr/local/git/bin" >> /etc/bashrc $ source /etc/bashrc # 確認 $ git --version git version 2.0.4
参考資料:
How to Install Git 2.0.4 on CentOS/Redhat 6,5 and Fedora 20/19Rubyのインストール
次にRubyをインストールします。今回のプロジェクトでは各種プログラムをRubyで記述しているため導入します。また今回は全ユーザーでRubyを使えるようにしたいので、ユーザー固有でのインストールではなく、グローバルに使えるようにセットアップします。
# rbenvのインストール、設定 $ cd /opt $ git clone git://github.com/sstephenson/rbenv.git $ echo 'export RBENV_ROOT="/opt/rbenv"' >> /etc/profile $ echo 'export PATH="${RBENV_ROOT}/bin:${PATH}"' >> /etc/profile $ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> /etc/profile $ source /etc/profile # ruby-buildの導入 $ mkdir /opt/rbenv/ $ mkdir /opt/rbenv/plugins # rubyインストール # Rubyのインストール可能なバージョンを確認する $ rbenv install -l # 欲しいバージョンをインストールする $ rbenv install -v 2.2.0 # うっエラーがでた・・・ BUILD FAILED (CentOS release 6.4 (Final) using ruby-build 20150303)モジュールが足りなかったようでエラーが出てしまいました。必要なモジュールを追加して再度インストールします。
# いくつかモジュールが足りないらしいので導入します $ yum -y install libffi-devel $ yum -y install openssl-devel # もう一度インストールします(&成功しました) $ rbenv install -v 2.2.0 # インストールしたバージョンを利用可能にします rbenv global 2.2.0
参考資料:
RubyをCentOS/RedHatにインストールする4つの方法rbenv+ruby-buildをインストールする手順 (CentOS/RedHat)
Rubyをrbenv+ruby-buildを利用してインストールする手順 (CentOS/RedHat)
さくらVPS(CentOS 6)にrbenvでRubyをインストール
さくらVPS:rootユーザー用にRubyとRailsをインストール
最後に
今日は、さくらVPNでのユーザー作成、Gitクライアントのアップデート、Rubyのインストールまでをブログに書きました。他にも色々としていますが長くなりそうなので別のブログにメモを残したいと思います。最後までご覧いただきましてありがとうございました!