[XCODE] CoreGraphics 線の太さ・色・形状を変える
今日は、久々にiPhoneネタです。
CoreGraphicsで線を引く際に、色・太さ・形状を設定する方法をブログに記載したいと思います。
CoreGraphicsとは?使い方は?
CoreGraphicsは、iPhoneアプリ用に用意された描画を行う機能です。CoreGraphicsのお話や、使うための準備事項、線の引き方など、ブログに掲載しておりますので、 もし良ければ以下が参考になれば幸いです。
CoreGraphicsで線の色を変える
線の色を変えるには、以下のようなコードを記載します。
UIColor *color = [UIColor blueColor]; CGContextSetStrokeColorWithColor(context, [color CGColor]);
または、RGBαを指定する事でも、色を指定することが出来ます。
CGContextSetRGBStrokeColor(context, 0.0, 0.0, 1.0, 1.0);
CGContextSetRGBStrokeColorの引数に設定する内容は以下となります。
引数 | 内容 |
context | CoreGraphicsのcontext。作成方法は、こちらを参照ください |
red | 赤色指定。0.0~1.0 |
green | 青色指定。0.0~1.0 |
blue | 青色指定。0.0~1.0 |
alpha | 透明度指定。0.0~1.0。1.0が不透明 |
参照:CGContext Reference CGContextSetRGBStrokeColor
上記のコードはどちらも線を青色に設定するようにしています。Viewに表現した色を指定するにはUIColorを利用すると便利かもしれません。
線の太さを指定する
線の太さを指定するには、以下のようなコードを記載します。
CGContextSetLineWidth(context, 5.0);
うん、これは簡単。第2引数に線の太さを指定すればOKです。初期値は1。これだとちょっと線は細いので、太めに指定してあげるとユーザーには優しいかも。
参照:CGContext Reference CGContextSetLineWidth
線の形状を指定
線の曲がり角でどのような形状にするかを指定出来ます。
CGContextSetLineCap(context, kCGLineCapRound);
第2引数のところに、線の形状を指定します。ここでは曲がり角は丸っとさせています。第2匹数に指定出来る値は以下があるようです。
kCGLineCapButt | 角を角っとさせる。初期値。 |
kCGLineCapRound | 角を丸っとさせる |
kCGLineCapSquare | これは先端を角っと。kCGLineCapButtとの違いは実装してみて試してみて下さい。 |
参照:CGContext Reference CGContextSetLineCap
最後に
CoreGraphicsは最初は、なんて難しいんだこんちくしょー(; ̄ェ ̄)、と思っていましたが、 だんだんと自由に使えるようになると面白いですね。次もCoreGraphicsの何かを身につけよう♪(´ε` )